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くると元気になる畑

安八町内にある来ると元気になる畑の管理&園芸のブログです。

栽培に関して 農薬にたいしての考え方

うちのやり方(農法、資材、考え方の紹介) おかもと農園 農業 熱帯作物

こんにちは。

うちでの栽培方法は、広義で言う慣行栽培になります。

ですので農薬も必要な分使います。


【農薬につての基本知識】

インターネット上には、当ブログもそうですが、様々な農薬についての情報があります。
私としては、農林水産省公式ホームページとかそういったキチンとしたサイトを確認していただきたいのですが、中には、農薬、肥料、℉1種子について
多大な誤解をお持ちでお問い合わせいただく方(実は、そういう方に限って買うつもりは、まったくなく、苦情処理により、農家や、農協などがその時間を割くなど非生産的で問題も発生していますから詳しく書きたいと思います。)
なお私は、1農家の立場(それでも農業専門士で園芸研究家ですが)として書いています

 
  1 「フードファディズムというあり方(商売のやり方)」

食について危険云々書いているサイトの多くは、実は、科学的根拠や、論文を引用していないものが大半です。
どこかのブログに書いてあったとか2ちゃんねるなどの情報がもとだったり・・・・

それでも危険とかあおるのは、人間は、危険とか警告とかショッキングなことが書いてあるとついいいつい見てしまう、不安にとらわれがちな生き物だからです。

もしこれを読んでるあなたが食に対して不安をお持ちでしたら、信用できる誠実な農家、漁師、猟師さんと知り合うことです。
ただ、なかなか、そうした方には、都会じゃ会えないよという方は、近所のスーパーや、デパート、商店街などで、八百屋さんや、お魚屋さん、お肉屋さんなどと知り合っておくことです。

実は、そう書いてもフードファディズム(食に対して不安をあおる方)は、たくさんいます。

なぜかというとそうすることで儲けたい(つまり、その人自身は、貧乏根性)からです。

私は、FacebookTwitterでも本当に自分が共感できる農家さんについて紹介したりしていますが、自分の農場、自分の農法さえよければという狭い考え方の方も決して少なくないのです。

不安を煽る記事を書いてアクセス数を稼いで広告収入を得る目的だったり、
健康食品というものを売りたいため、お客さんの健康状況を死なない程度、慢性的不健康にしておきたかったり
手入れや育てることをしないで、ネグレクトした野菜などを売りつけたいだけかもしれません。


せっかくこうしてこの記事を見ていただいたあなたにそんな心身の健康を損なうおそれのあるような人にあって不安にならず、
良い食に関わる人に会う方法というのが、分かればいいのですが・・・


   2「生産と農薬」

実は、もちろん殺虫剤や、殺菌剤、除草剤などの農薬を使わなくても植物としての作物は、育ちます。

ただし、植物としては、と書きましたが、虫とか菌とかがはいらないようクリーンベンチみたいなもの(それでも植物工場などは、かなりそれに近いですが)という施設とコストをかければそれなりに「作物」としての量はそだちますが・・・

たいてい露地畑は、害虫と呼ばれる昆虫、節足動物、陸生貝(カタツムリとか、ナメクジのことね)にかじられたり
病気になって、ある程度は、減ってしまいます。

この間このブログで試験栽培しましたというキャベツと児菜は、たぶんムクドリでしょう葉っぱをすべて食べられました( ノД`)
※少量だったので農薬をつかわなかったのですが・・・まさかの鳥とは。

今度は、不織布という布をかけて作ろっと

まあ、自家用なら残念で済みますが、売ろうと思ったらある程度そうした資材を使うのがベストです。

そこでどんな農家でもたぶん実践しているだろう農薬の使い方について

 1 まずその資材が必要な作物、対象病害虫が、その資材で対応しているのか、収穫まで逆算して問題がないか確認してノートに処方を記録します。
   ちなみに手元にないときは、農協などに買いに行ったり取り寄せます(けっこう高いです)
   また必ず「農薬登録番号」を確認です。 これがない資材は、成分も効き目も安全性もなにも保証されていません。
   ちなみに農林水産省によって農薬として認められた「農薬登録番号」の着いた資材は、きちんとこれらがテストされ、更新されて常に確認されてい
   ます。
   国外の農薬散布基準と日本の農林水産省の基準の違いを書く方がいますが、散布の仕方の違いや、病害虫の違いなどもあり一概に言えないこと
   は、知っておきたいことです。
 
 2 農薬のラベルを確認(有効期限も忘れずに)し処方と照らし合わせて、必要量を希釈します。田舎に行くとこ希釈のいい加減な古い方がまれにい
ますが、希釈がいい加減だと損をするのが、農家なので私は、定められた希釈率で作ります。
 
 3  散布には、SS(乗用薬剤散布機)やラジコンヘリ、ドローンなどを使う農家もいますが、日本の野菜農家の大半は、動力噴霧器か、背負い式散布
    機を使います。うちでは、諸般の事情から背負い式散布機です。 かなりきつい。
    なお私は、この作業が個人的には、好きじゃありません。カッパ来てマスク、手袋、重たい農薬入りタンクですよ。
    なのでほかの方法を試みる(例えば不織布をかけるなど)こともあります。
 
 4  余った原液などは、鍵のついた保管場所で厳重保管します。(私は、作業小屋にはおかないで家に持ち帰っています)
    希釈した液は、使い切り機械は、分解してきちんと洗浄します。(これ面倒です。)






 
とはいえ、うちでは、多品目、多品種栽培ですので、野菜全適用(どの野菜にも使えます)という薬剤が基本になります。

どうしても、仕方無ければ、通路も作物毎に空いていますし、薬剤のあまり飛び散らない背負い式の薬剤散布機を使って丁寧にその作物とその作物の症状に合わせた薬を使います。

それでも、ご希望の方には、農薬記録は、作物毎に、毎回作りますので、コピーして梱包あるいは、お渡しします。

私の長年の経験からですが、農薬というか、殺虫剤は、アブラムシと、蝶や蛾の幼虫つまり青虫や、毛虫、芋虫に気をつけていればほぼ、問題が無いことが分かっています。

殺菌剤は、瓜科のかぼちゃ、西瓜、ズッキーニの、うどん粉病に使います。

まぁたいてい、アブラムシ対策に、サンクリスタル乳剤(ヤシの油)、もしくは、粘着くん液剤(デンプン)ですけどね。



あとは、蝶や蛾の幼虫に、BT剤(バチルス チュルーゲンシスという微生物です。)を撒く程度です。


農家の本音としては、お薬も高いしまぁ撒かないで済むなら、楽したい。というのがあるので、消費者の皆様から見たら減農薬ってやり方になります。

農家としては、必要な分使わせていただいたということですけどね。