くると元気になる畑

安八町内にある来ると元気になる畑の管理&園芸のブログです。

つくし。

まだこれからですが、畑ののり面につくしが出てくるようです。

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畑にとっては、痩せている土に出てくる草なんですが、何て言いますか田舎の風物詩、春の代名詞ですよね。

子供の頃、土手でとっては、うちで袴を剥いて、佃煮を母に作ってもらったり、卵とじとか味噌汁に入れたり食べた思い出が私には、あります。

頭の部分は、ほろ苦く、茎は、しゃきしゃきとした食感を楽しむ山菜ですね。

山菜というと、わらびや、ぜんまい、たらの芽、ふきのとう、うど、根曲がり竹が、流通的には、多いのですが、日本人のこころの原点とまで言うと言い過ぎかも知れませんが、もっとも人里に近いところにある山菜のひとつとして、是非活用してみたい山菜ですね。

ちなみにうちの畑では、この他に
ふきのとう、野蒜もごく、少量、あと、しゃく(山に生えるセリ科の山菜)、やぶがらし(ブドウ科の山菜で茹でこぼしてから調理する、独特の粘りがあり、美味)が多少出てきます。

近年は、カラスノエンドウ(子供がまだ熟していない鞘をとり、草笛にして遊ぶマメ科の野草)なんかも山菜として流通しているらしく、こうしたものも、のり面に生えてきます。春は、たのしい季節ですね。