くると元気になる畑

安八町内にある来ると元気になる畑の管理&園芸のブログです。

とうもろこしは、混ぜるな危険?!

うちでは、とうもろこしも実は、イベント用として作ります。
またジャガイモ、さつまいもは、自家用として作ります。

とうもろこしは、サカタのタネのゴールドラッシュ90を
ジャガイモは、どれにしようか悩んだ為に、アンデスレッド(私は、これが好きだけど、紅い皮がイマイチ馴染みがないらしく、そこまで人気がない。ニョッキに最適な品種でコロッケも美味しい春秋ジャガイモ)

男爵、メークイン、キタアカリと4品種作ることに。


とうもろこしは、1品種だけなの?って。

はい。

複数品種を植えるととうもろこしは、キセニア(花粉の受粉による交雑)が起きることが知られていますから、その品種の良さを引き出すならば、畑には、必ず1品種だけです。

ジャガイモは、混ざらないのでたくさんの品種を同じ畑に植えることが出来ますが、男爵とキタアカリは、似ているから間違えたらたいへん。

未利用地開墾中

一応畑の日記なんですが、畑の中に、数年来放置され、笹の生えた場所が有ります。今ジャガイモ作りのため、畑を耕して居るんですが、その笹の生えた場所も、畑に戻すため、機械でなく手作業で(固いので、機械では、危ない)石やら笹の根やらを取り除いて開墾作業をしています。

今日から、朝7時頃~8時位畑の方でえっちらほっちらやってます。
(雨の日や、朝早く出掛ける時は、いません。)

よろしくお願いいたします。

寒さも、生かして。寒耕こし、とハマダイコン

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この間長良川の堤防でハマダイコン(野良大根とも 野生の大根の仲間)を見つけて干葉にした後お漬物にしていただきました。大変おいしかったです。

 

さて今日なのですが、昔ながらの農業の知恵で、寒い時期に田んぼや畑を起こして土の中に住んでる害虫や、雑草のたねなんかを寒さを生かして弱らせる「寒起こし」という作業をしていきます。

それこそ江戸時代とかでは、鍬とかの手道具で行ったでしょうが、現代の農家である私は、トラクターで。

 

古い知恵も現代の技術もどちらも使い方ですね。

 

岐阜県伝統野菜 エゴマ

岐阜県の県庁のある岐阜市の台所、岐阜中央卸売市場のまち、茜部

その茜部の方からみんなに食べて欲しいと私に苗をおすそわけしてくださいましてエゴマは、うちに来ました。

そんな素敵なご縁のあるエゴマの話。

エゴマ
Perilla frutescens var. frutescens

エゴマの学名を見るとvar.と書いてあるかと思います。これは、変種、または、亜種を示しており、エゴマは、シソの変種とされています。

ですので、シソに似ていますが、日本では、シソがあり、あんまりこのエゴマって葉っぱを食べませんね。
どちらかといえば種とか、油で利用されていますね。

うちでは、焼肉用に、葉っぱを育てています。
お隣の大韓民国では、焼肉の定番で、こってりした脂もさっぱりといただけますよ。是非お試しください。

そうそう、実は、エゴマ。種は、岐阜県飛騨地方で、あの朴葉味噌にいれたりして食べているそうです。
増えたら朴葉もあるし、試してみようかしら。

クラシカルなズッキーニ “ロマネスコ”

ズッキーニは、かぼちゃの仲間で幼い果実、花を食べるイタリア野菜です。

うちでは、濃い緑色のゼルダ ネロ
黄色のゼルダ ジャッロ

そして、縦縞模様のロマネスコを作る予定です。

ゼルダシリーズは、トキタ種苗のF1品種ですが、ロマネスコは、伝統的な固定品種です。

正直に書きますと、ロマネスコのようなクラシカルな固定品種って農家からしたら、扱いにくいのです。

というのも、ゼルダ2品種には、無いトゲがきちんと生えていますし(収穫は、皮を傷つけたくないので実も、花も、素手で行います(>_<)

おまけに、実は、ゼルダシリーズみたいなF1と違い、病気に弱いんです。

けっこう、育てるのは、手間です。ぶっちゃけ。

それでも、それをカバーするだけの良さが、この品種を選んだ理由。

確かに縦縞模様は、可愛いんですが、切ってスライスすると、きれいなお星さまが。

濃い緑色のゼルダネロも、ビタミングリーンで美しいし

黄色のゼルダネロも、華やかさがありますが

プレートの上にお星さま、いかがでしょうか?

三種あるので、三種とも料理に合わせて是非彩りにどうぞよろしくお願いいたします。

ホーラーパー(タイバジル)

【ホーラーパー(タイバジル)】
Ocimum basilicumについて


タイバジルと一般的に呼ばれるバジルで、よく混同されますが、ガパオとは、違い生でも食べやすいバジルです。

ガパオがどちらかといえばスパイシーでエキゾチックな香りにたいして
ホーラーパーは、華やかな香り。

スイートバジルの変種なのですが、スイートバジルよりずっとスパイシーで、やはりグリーンカレーには、ホーラーパーですね。
日本では、まだ生産量がやはり少ないハーブです。